12銀行住宅ローン一斉比較パッケージ

４０００万円３５年払いの住宅ローンを利用してマイホームを購入したとしましょう。もし金利が0.1%上がれば、返済額はどのくらい多くなるのでしょうか？その答えを計算すると78万円になります。これが0.3％になれば、３倍で234万円となります。つまり金利は住宅ローンを組む時にとても重要なポイントになります。物件の価格ばかりに気をとられずに、金利について注目して下さい。

さて、その気になる「金利の決め方」についてお話したいと思います。

同じ銀行を利用すれば皆同じ金利になるとは限りません。申込者の金利を決定するにあたり、自己資金、年齢、勤務先、勤務年数、借入履歴、健康状態などについての細かい審査があります。もしこの審査で申込者への貸し出しのリスクが小さいと判断されれば、金利は低く設定されます。しかし逆に申込者への貸し出しのリスクが大きければ、金利は高く設定されます。具体例を挙げると、「金利が低く設定されるのは安定した公務員で、金利が高く設定されるのは自営業者」となります。

場合によっては金利の差が１％にもなることもあります。つまり上記の例で計算すると、返済総額が７８０万円も違ってくるのです。

「住宅ローンを組みたいのですが最も低い金利で融資してくれる銀行はどこですか？」このような質問を受けることがありますが、審査基準は各銀行により異なるので、「○○銀行が一番低金利で融資してくれる」というような明確な答えはないのです。申込者によりベストな銀行は変わってくるのです。

ここにAとBという２つの銀行があるとします。A銀行では審査の時に勤務先の規模を重視するとします。一方B銀行では勤務先の規模より自己資金を重視するとします。そうなれば申込者が大企業であれば、A銀行での審査に有利になります。つまりその銀行の審査基準により一致するほどリスクが低いと判断され、金利を低く設定してもらえるのです。場合によっては、A銀行からは融資が可能でも、B銀行からは断られたというようなこともありえるのです。

このように銀行は申込者の個人的なデータを基準に審査をするので、同じ銀行に申し込んでも人により金利に差が出る仕組みがお分かりになったことと思います。さて、住宅ローンの利用では「物件購入の契約→申し込み」というようにするのが一般的です。

ところがこの流れでは、物件探しの前に必要な資金についてのプランを立てることは難しくなります。ですから正確に資金のプランニングするために、「事前審査」という制度を利用することが望ましいのです。マイホーム探しをする前に行うこの審査は、提出する書類も本審査と比較すると少なく、源泉徴収票、保険証（コピー）、免許書（コピー）の３点のみとなります。つまり手続きは比較的簡単に済ませられるのです。

また事前審査した銀行で必ずローンを組まなくてはいけないという決まりもないので、気軽に利用ができます。いくつかの銀行でこの事前審査を申し込み、どのくらいの金利が適用されるか等の条件を銀行ごとに比較できるのは大きなメリットです。

銀行の融資条件を比較するために、各銀行に書類を持ってわざわざ出かけて行く時間がとれない方もいるはずです。私どもしんよこマイホームプランでは、マイホーム探しを横浜・川崎エリアで行っているお客様に「住宅ローン審査比較パッケージ」というサービスを提供しております。サービス内容は無料でお客様の事前審査の手続を代行を行うというものです。

このサービスを利用すれば、自ら銀行へ出かけて行く手間が省けます。サービス利用のための手続は弊社サイトの申込フォームからとなります。お客様へは手続終了後約１週間でメールにて確定した各銀行の融資条件をお伝えすることになります。このサービスを利用すれば、自宅にいながら各銀行の融資条件を比較することが可能になります。

事前審査を行う金融機関は私どもしんよこマイホームプランが提携している銀行やモーゲージバンクになります。

私どもグループの年間1200件以上の契約実績により、各金融機関からとても有利な条件で審査が受けられます。

弊社の提携ローンで、通常では勤続年数を３年以上としている銀行が、６か月となったり、大手勤務先の提携金融機関よりも０．２％金利を低くできたという例もあります。このように有利な融資を受けられて、メリットを享受することができます。

さて、最後に事前審査をすべき理由をもうひとつご紹介させて頂きます。
マイホーム探しをしていると、「まさにこれ！」と言った一目ぼれする物件に出くわすことがあります。しかしそのような物件は他の方も目をつけている人気の高い物件となっている確率が非常に高いのです。もし同じ物件に多数の購買希望者が集中すれば、売主はあるポイントを基準にして、だれに売却するか決定します。

その基準になるポイントが事前審査なのです。

もし売買契約を交わしたのに、買主の住宅ローン審査が通らずに契約解消となればどうなるでしょうか？売主はまた最初から全ての過程をやり直さなくてはならなくなります。つまり売主はこのようなリスクを避けるために、事前審査を終えている買主を優先するのです。

つまり事前審査はマイホーム探しのパスポートにもなる大切な事。

事前審査は早ければ早いほど効果的ですので、是非この機会に事前審査を受けるようにしましょう。